RACE REPORT レースレポート

2022JCL 秋吉台カルストロードレース

2022.10.30

photo:©ジャパンサイクルリーグ

 

2022JCL 秋吉台カルストロードレース
会場 山口県美祢市
距離 118km(29.5km×4周)
出走 51名

出走メンバー バトムンク マラルエルデン、エンクタイヴァン ボローエルデン、鈴木 史竜、村山浩司、海野 晋作、高梨 万里王

YouTube  https://youtu.be/FgKx2UwBU1o

 

JCL最終戦となる秋吉台カルストロードレースが、山口県秋吉台にて行われた。

 

チームからは、マラル、エボ、鈴木、村山、海野、高梨の6選手が出場。今季最終戦ということもあり、未だ成し遂げていないチーム初の優勝が最大目標である。

 

今回は、1周29.5kmの公道を4周するラインレースに近いコースである。通称カルストベルグと呼ばれるゴールまで続く約1.2kmの激坂と、緩く長い登り区間があり、アップダウンが得意な選手向きではあるが、ラインレースを得意とするマラルとエボには相性の良いレース、上位リザルトを狙いたい。そのための日本人若手選手の動きも重要になる。

 

レースは、序盤からエスケープを計る選手のアタックが頻発し、一回目のカルストベルグでエボがアタックするもこれは決まらず。中盤に久保田選手(ビクトワール広島)単独の逃げは決まる。集団はこれを容認し、カルストベルでいくつかのグループに分断するも、下りから平地区間で1つに纏まり、淡々とレースが消化されていく。

 

レバンテフジ静岡は、マラル、エボが、レースが動いた時に反応し、メイン集団の前方をキープしながら、キナンレーシングチームや宇都宮ブリッツェンがコントロールするローテーションに鈴木が加わり全体の様子を伺う。

 

レースが大きく動いたのは、ラスト1周に入るカルストベルグの登り。チーム右京とキナンが其々3選手を送り込む6人の第1集団が形成される。マラルとエボは、若干遅れて第2集団を牽引、更に第3周団に村山、海野、高梨と、登坂力のある選手が先行する形になる。

 

しかし、この逃げも下りから平地区間で吸収され、集団がひとつになった直後の上りパートで、堀選手(宇都宮ブリッツェン)、石橋選手(チーム右京)、山本元気選手(キナン)の3名が抜けだし、残り約15kmの緩い登坂区間で集団を引き離し選考する。これに反応したエボが単独で追いつき先頭は4名で最後のカルストベルグに入る。

 

集団との差は約20秒、カルストベルグの入口で山本選手がアタック。エボを含む3名はこの動きに反応できず差が開く。

 

更に、後ろのメイン集団から飛び出したプラデス選手(チーム右京)が3名をパスして、先行している山本選手に迫る。ゴール手前で山本選手に追いついたプラデス選手が、独走で最終戦を制した。

 

終始果敢に攻めたエボは、最終周の逃げを長く牽引し、体力の消耗が激しく8位でレースを終えた。

 

途中、スプリント賞を取りに行ったマラルは、終盤に塩谷クリテリウムの落車で負傷した左膝が悪化しレースを離れた。調子が良かっただけけに、本人からも悔しい表情が伺えた。

 

終盤までモンゴル人2人のアシストに徹した村山、海野、高梨も遅れながら完走、優勝はならなかったが、チームとして動くことができ、来季に繋がるレースで最終戦を終えることができた。

 

2023シーズンのJCLレースは終了したが、2週間後に行われるJCLポイント付与対象のUCIレース「ツールド沖縄」が今季最終戦となる。

最終戦も選手一丸となり優勝を目指しますので、応援お願い致します!