RACE REPORT レースレポート

2022JCL 山口ながとクリテリウム

2022.10.29

2022JCL 山口ながとクリテリウム
会場 山口県長門市
距離 52.5km(1.5km×35周)
出走 51名

出走メンバー バトムンク マラルエルデン、エンクタイヴァン ボローエルデン、鈴木 史竜、村山浩司、海野 晋作、高梨 万里王

YouTube  https://youtu.be/VRkj6NidZfo

 

風光明媚な海岸線を舞台とした山口ながとクリテリウムが山口県長門市で開催された。

 

港町の公道に設けられた1周1.5kmのサーキットコースを35周するクリテリウムレース。

スプリンター要する宇都宮ブリッツェンや、スパークル大分に、マラルと高梨がどこまで肉薄できるかがリザルトに大きく影響すると予想される。2人がより良い位置で最終周回を迎えられるよう、各選手が意識してレースに臨んだ。

 

今回のクリテリウムコースは直線が比較的長く、コーナーも少ないことから走りやすいと予想していたが、終始集団のペースが速く、全く気を抜けないレースとなった。

 

スタートからエスケープを計る動きがあり、序盤はエボが集団前方でチェックするが、決定的な逃げには繋がらず、毎周回ハイペースで棒状になった集団がコントロールラインを通過してゆく。

 

レース終盤の25周目、残り10周でダイボール選手(チーム右京)が単独アタックを敢行。スプリントを嫌ったこの逃げを、キナンの選手が総動員で追う。ゴールに向かい更にペースが上がる集団。後方では、ハイスピードインターバルに耐えられなくなった選手が溢れていく。

 

ラスト1周に入り単独逃げ続けたダイボール選手が吸収され、集団内は各チーム各選手の位置どり争いが激化、15人ほどに絞られた先頭周団に残っていたマラルと高梨選手もラスト周回で遅れてしまった。

 

少人数になった先頭集団のゴールスプリントを制したのはスパークル大分の沢田選手、同チーム孫崎選手のゴール前のアシストも機能し理想の形だった。2位は宇都宮ブリッツェンの小野寺選手。

 

レバンテフジ静岡は、ゴール前に集団から離れてしまった高梨がチーム最上位の13位でレースを終えた。

マラルは、スプリント賞を獲得し、今日もレースを盛り上げたが最後は一歩届かず。

明日は最終戦の秋吉台カルストロードレース、ラインレースに近いコース設定はチームとの相性も良いので、悲願の優勝を目指したい。