Grand Prix Jizzakh 参戦レポート
2026.06.19
Grand Prix Jizzakh
【開催日】
2026年6月18日(木)・19日(金)
【開催地】
ウズベキスタン,ジザフ
【距離】
Stage1 3km(TT)
Stage2 127km(RR)
【出場選手】
山口 瑛志
夏目 天斗
サルマ 寬大
瀬川 ジョエル
楢山 結己
【出走人数】
Stage1
81名
Stage2
77名
レース概要

第1ステージは、当初154kmで開催される予定だったが、約70km地点でレースコントロールが困難と判断され、途中でキャンセルとなった。
対向車やコースを横断する人を制御しきれず、安全面を考慮すればやむを得ない判断だったと思う。
選手とコンボイは警察の誘導のもと、スタート・ゴール地点まで70kmを戻ることに。その後のマネージャーミーティングの結果、急遽、午後6時から3kmの個人タイムトライアルとして第1ステージを開催することが決定した。
開催2週間前にはコースレイアウトが大きく変更され、現地入り後も予期せぬ出来事の連続。戸惑いもあるが、これもアジアツアーの醍醐味と思えば、さまざまな障壁の中にも楽しさを見いだせるようになってくる。
改めて、日本で開催されるUCIレースの質の高さを実感する遠征となった。
夕方から再開された第1ステージは、JIZZAKH中心市街地に急遽設定された長方形の特設3kmコースで実施。道幅も広く走りやすく、沿道には多くの観客が集まった。
警察官が多数配置され厳重な交通規制が敷かれたものの、コースを横断する人を避けながら走る場面も多々あり、独特の緊張感のなかでのタイムトライアルとなった。
チーム最高位は18位の夏目。続いて瀬川が21位に入った。2名ともトップとの差は約6秒。
第2ステージは、キャンセルとなった当初の第1ステージのコースをほぼそのまま使用する予定。キャンセルとなった本来の第1ステージを走った印象では、平坦基調ながらハイスピードな展開が予想され、アタックがかかるたびに集団は絞られていく。最後まで優勝争いに残れる選手は30人以下になると予想される。

第2ステージは、昨日中止となったコースをそのまま使用し、折り返し地点の周回コースを短縮した往復127kmで行われた。
若干のアップダウンはあるものの、全体的には直線基調のフラットコース。快晴のなか気温は35℃前後まで上がり、補給のタイミングも重要なレースとなった。
スタート直後から、ルージャイインシュアランスとリーニンスターの2強を中心にアタックが繰り返される展開。地元ウズベキスタンのナショナルチームにもUCIプロチーム所属選手がおり、序盤から激しいレースが続いた。
4〜5人の逃げが形成されては吸収される状況が続くなか、往路の途中で抜け出した4名の逃げに追走集団が合流し、8名の先頭集団が形成された。
サルマはこの追走集団に入ったものの、先頭に追いつく直前で遅れてしまう。結果的に、この先頭集団がそのまま逃げ切る展開となり、あとひと踏みの差が今後の課題として残った。
山口も有力勢による度重なるアタックに何度も反応したが、惜しくも決定的な動きには加われなかった。
結果として、サルマの18位がチーム最高位となった。夏目、瀬川、楢山も連携を図りながら有力勢の動きに対応できたことは大きな収穫であり、目標としていた総合トップ10には届かなかったものの、今後に向けて十分な可能性を感じられる内容となった。
1週間後には、シーズンを通じて最重要レースとなる全日本選手権ロードレースが控えている。今回とはコース特性が異なり、登坂区間が勝負の鍵を握るが、選手たちは好調を維持している。ベストを尽くし、上位を目指して戦いたい。

🏁第2ステージ リザルト
1) SCOTT, Cameron (LI NING STAR)
2) HOPKINS, Dylan (ROOJAY INSURANCE WI NSPACE)
3) TSVETKOV, Nikita (UZBEKISTAN NATIONAL CYCLING)
18) SHALMA, Kanta
21) NATSME, Takato
28) SEGAWA, Joel
59) NARAYAMA, Yuki
61) YAMAGUCHI, Eiji
🏁総合成績 リザルト
1) SCOTT, Cameron (LI NING STAR)
2) HOPKINS, Dylan (ROOJAY INSURANCE WI NSPACE)
3) TSVETKOV, Nikita (UZBEKISTAN NATIONAL CYCLING)
18) SHALMA, Kanta
23) NATSME, Takato
26) SEGAWA, Joel
49) YAMAGUCHI, Eiji
52) NARAYAMA, Yuki