RACE REPORT レースレポート

第22回 TOUR de 熊野 2022 第1ステージ ⾚⽊川清流コース

2022.05.27

第22回 TOUR de 熊野 2022 第1ステージ ⾚⽊川清流コース
会場 和歌山県新宮市 赤木川沿い
距離 パレード0.9km+15.5km+16.4km×5laps+16.5km=114.0km
出走 104
出走メンバー バトムンク マラルエルデンエンクタイヴァン ボローエルデン鈴木 史竜村山浩司海野 晋作高梨 万里王
YouTube https://www.youtube.com/watch?v=6qtQRjs1ND0

 

今期チーム初参戦となるUCIレース「TOUR de 熊野 」の第1ステージ「赤木川清流コース」に参戦し、53名の集団ゴールスプリントで、マラル選手が14位、エボ選手27位、少し遅れて海野選手61位、鈴木選手が74位でレースを終えました。

 

レースレポート

5月27日~5月29日の3日間に渡り開催されるUCIレース「TOUR de 熊野」が開幕した。

チームとしては、今季初のUCIレースであり、3日間以上のステージレースとしては、昨年5月のツアーオブジャパン以来である。

1日目は、片道8km程の赤木川沿いのコースを7周する比較的平坦基調なレイアウトで行なわれる。例年、集団ゴールスプリントになるケースが多く、スプリンターが有力視されるが、コースの両端の折り返し部分に設けられる道幅の狭いテクニカルなアップダウンが、周回を重ねるごとに脚を削る。

ハイスピードレースが予想される第1ステージは、先のツアーオブジャパンで圧倒的な力差を見せたTeam UKYO、スプリンターを有するスパークル大分、宇都宮ブリッツェン、チームブリヂストンサイクリング、愛三工業レーシングチーム、そして選手層が厚いマトリックスパワータグの動きが注目される。

チームとしては、突出したスプリンターが不在のため、今日のゴールを積極的に狙う動きは控え、レースの状況と翌日以降を見据えながら、総合成績に影響が出そうな大きな展開には乗り遅れないように意識して臨んだ。

予想通り、レースは序盤からハイペースで進む。VC福岡の中島選手が口火を切り、マラル選手も単独でエスケープを図るなど、各選手(チーム)がアタックを繰り返すも、決定的な動きにはつながらずレースが消化されてゆく。

今日の集団内では、落車や機材トラブルが相次ぎ、1日目にして有力選手が続々とリタイアしてゆく。村山選手も序盤の落車に巻き込まれてしまい大きく遅れてしまった。

レースが大きく動いたのは5周目、単独抜け出した那須ブラーゼンの西尾選手に、キナンレーシングチームの山本元気選手、ヴィクトワール広島の柴田選手が追いつき3名のエスケープを決める。更に後ろからチームブリヂストンサイクリングの兒島選手とシマノレーシングの中井選手、EFエデュケーション・NIPPOディヴェロップメントチームから門田選手が加わり6名の逃げ集団が形成された。

先頭の6名は、最終周回(7周目)に入るまで逃げ続けるが、マトリックスパワータグやゴールスプリントに持ち込みたいチームブリヂストンサイクリング、愛三工業レーシングチームなどの強烈な追い上げに、残り10kmを切ったところでメイン集団に吸収される。

集団は縦に長く伸び、ハイペースのまま残り距離を消化してゆく。最後は、混戦の集団を牽引するチームブリヂストンサイクリングから発射された同チームの窪木選手がスプリント勝負を制しトップで駆け抜た。レバンテフジ静岡は、マラル選手が集団前方でスプリトに加わるも入賞はならなかった。また、序盤の落車で大きく遅れた村山選手と、最終周回でタイムアウトになってしまった高梨選手が初日でレースを去る事となった。

明日は、最難関の山岳ステージ。選手はリカバリーに努め、3日間の総合リザルトと、UCIポイント獲得に向け、最善の結果を求めてレースに臨みたい。

 

Photo by 三井 至