2025 Jプロツアー第6戦 おんたけヒルクライム 参戦レポート
2025.05.18
【レース概要】
昨日のライムトライアルに引き続き、Jプロツアー年間シリーズ戦の中で開催される唯一のヒルクライムレース「おんたけヒルクライム」が長野県木曽郡王滝村御嶽湖にて開催され、山口、サルマ、夏目の3名が出場した。
【開催日】
2025年5月18日(日)
【開催地】
長野県木曽郡王滝村 御嶽湖南岸 松原スポーツ公園近傍スタート 田ノ原フィニッシュ
【距離】
24km(パレードラン約5kmを含む)獲得標高1,290m 最大勾配7.9%
【出場選手】
山口 瑛志
サルマ 寬大
夏目 天斗
【出走人数】
67名
Race Report
全日開催された”おんたけタイムトライアル”から一夜明け”おんたけヒルクライム”が開催された。
タイムトライアルは設定されたコースをいかに速く走りタイムを削るかが勝負となるが、ヒルクライムはひたすら峠を登り続け山頂のゴールを競いあう。
全長24kmの登坂路、前日のレース会場となった御岳湖畔をスタートし、おんたけスキー場の横をひたすら上るヒルクライムレースに、山口、サルマ、夏目の3名が出走した。
山口と夏目は2日連続のレースとなるが、大きな疲労感も無く翌日を迎える事ができた。前日のタイムトライアル2位に続き、クライマーの山口とサルマが上位入賞を目指す。
ヒルクライムはスタートと同時に集団がバラバラになり登坂力の差が大きく表れる。山口とサルマは、他チームのクライマーの様子を伺いながら集団前方にポジションを上げる。
レース序盤から、柴田選手(ヴィクトワール広島)、佐藤選手(TeamCyclersSNEL)の2名が集団から抜け出し先行するが、集団はこれを容認し追う展開が続いた。
残り5kmで集団が追いつき、山口が更にペースアップを図る。残り3km、10名前後に絞られた先頭集団からサルマがアタック、集団をひき離し単独でゴールを目指す。
更に集団から山口と林原選手(群馬グリフィンレーシングチーム)が抜け出しリードする。
先頭のサルマは差を保ったまま先頭でゴールを駆け抜けた。続いて山口がゴールし、チームとしては初のJプロツアー優勝とワンツーフィニッシュを遂げる事ができた。
日ごろから応援いただいているファンや、チームを支えていただいているスポンサー、サプライヤーの皆様のお陰で、5年越しの勝利を手にした4月のチャレンジロードレースから約1ヵ月を経て2勝目を挙げる事ができた。
感謝の気持ちを胸に、6月の全日本選手権と中盤戦以降のレースでも勝利を重ねてゆきたい。
応援いただいた皆様有難うございました、引き続き宜しくお願いいたします!