RACE REPORT レースレポート

2020広島森林公園ロードレースDay-1

2020.09.26

2020広島森林公園ロードレースDay-1

会場広島中央森林公園
距離147.6km(12.3km×12Laps)
出走176名
出走メンバー佐野、伊藤、佐藤、西村、石井、海野、長田

レースレポート

8月下旬に広島中央森林公園にて行なわれた西日本クラシックから約1か月、同じ広島中央森林公園を舞台に、広島森林公園ロードレースが2日間にわたり行なわれた。

 

真夏の炎天下開催となった一か月前から季節は進み、気持ちの良い秋晴れの下でレース開催となった。

 

今回も日差しは強かったが、30℃を超える猛暑のレースを経験していた選手にとっては快適にすら感じられる。

 

1日目の土曜日は、147.6kmとJプロツアーとしても距離が長いレースであることから、後半から終盤に訪れるであろう勝負所に繋げる走りを心掛けスタートに臨んだ。勿論、序盤から逃げをうつ選手がいることを想定して、チャンスとタイミングが合えば積極的に逃げに乗り、チーム全体として保守的な走りにならないよう意思統一を図った。

 

レースは1周目に16分台という超ハイペースを刻み、序盤から3名(マトリックス、シマノ、ヒンカピーリオモベルマーレ)の逃げ集団が形成された。有力選手ではあるが、3名という事もあり、最後まで逃げ続けるのは難しいだろうという事で、集団はこの逃げを容認。那須ブラーゼン、宇都宮ブリッツェンなどが集団のペースを作り中盤まで進む。

 

6周目、ペースが上がったところで集団が半分ほどに絞られ、レバンテフジ静岡は、佐藤、西村、石井の3名が残る状況になった。

 

更に9周目、難所でもある通称3段坂で、マトリックスパワータグのマンセボ選手がペースアップすると、メイン集団は20名程度に絞られ残り3周(10周目)に突入。レバンテフジ静岡は、石井が落車で遅れ、西村は脚の痙攣で先頭集団から離れてしまい、佐藤のみが先頭集団に残る状況で終盤に入る。

 

残り2周、宇都宮ブリッツエンの増田選手と、マトリクスパワータグのキンテロ選手が先頭集団から抜け出し、20秒ほどの差をつけて最終周回へ突入。そのまま2人の優勝争いに絞られ、ゴール前で抜け出したキンテロ選手が勝利した。

 

レバンテフジ静岡は、佐藤が第3集団でゴール。続いて後方集団で、西村、石井がゴールし、3名の完走となった。

 

上位に食い込むことはできなかったが、1か月前の同会場でのレースと比較すると、佐藤、石井のコンディションは確実に上がっており、終盤戦に向けて弾みがついた。

2日目は距離が短くなるのでハイペースの展開が予想されるが、出来る限りの回復に努め上位を目指したい。

 

結果
26位 佐藤
43位 西村
49位 石井
DNF 海野
DNF 伊藤
DNF 佐野
DNF 長田

 

Photo by Itaru Mitsui